栄養/健康
■クエン酸はかなりいいかも
 クエン酸は柑橘類や黒酢などに含まれる酸味成分です。筋肉細胞の中で糖質や脂肪が燃焼するときにはクエン酸をはじめとした複数の酸が必要で、これらによってエネルギー源は少しずつ変化をして最終的にエネルギーを発することになります。これをクエン酸サイクルといい、クエン酸が豊富にあるとエネルギー燃焼が盛んになって、脂肪を減らすことができるようになります。

 また、クエン酸が豊富にあって、燃焼が盛んになると、疲労物質である乳酸が作られにくくなって、疲れにくく、元気が出やすくなるとともに、筋肉に働きもよくなっていきます。クエン酸は疲労回復だけでなく、ダイエットにも有効なのです。
■食物繊維って何だ?
 食物繊維は、人間の体の中の酵素で消化されない食物成分のことで、消化されないために吸収されず、ほとんど形を変えずに繊維状のままで大腸まで届き、腸壁を刺激しながら排泄されます。また、食物繊維は水分を吸って3〜5倍以上に膨らみますが、腸内の善玉菌を増やし、発酵を進めることで便量を増やし、便を軟らかくして便通をよくしてくれます。さらに食物繊維は腸内の有害物質などを一緒に運び去るという働きもあります。

 食物繊維は、植物性と動物性があり、動物性食物繊維はカニやエビの殻などに含まれるキチン、軟骨などに含まれるコラーゲンなどがあります。植物性食物繊維は不溶性と水溶性とがあります。不溶性食物繊維は、その名のとおり水には溶けない食物繊維で、穀類、イモ類、野菜に含まれているセルロース、ヘルセミロース、リグニンなどがあり、硬くて、ボソボソした食感が特徴です。

 もう一つの水溶性食物繊維は水に溶ける食物繊維で、胃の中でドロドロに溶けると余分な脂肪、糖質を包み込み、その分は吸収されずに排泄されます。この食物繊維が含まれるのはコンブやワカメなどの海藻類、コンニャク、キノコのほか、果物に含まれるペクチンがあります。便通をよくするには、両方の食物繊維を増やすようにします。というのは、不溶性食物繊維は腸壁を刺激して便通をよくするものの便を硬くする作用があります。それに対して水溶性食物繊維はヌルヌル、ネバネバしていて便を軟らかくする作用があります。便が硬くなったのでは、かえって便通が悪くなりかねないので、両方の食物繊維をバランスよく摂るようにしたほうがいいというわけです。食物繊維が含まれた健康食品を選ぶときには、どういった性質を持った素材が使われているのかを確認することが大切です。