栄養/健康
■バナナは3pは食べないほうがいい
食べ物に関わる健康情報は、毎日のようにマスコミを通じて流されていますが、そういった情報の中には、額面どおり受け止めないほうがいいことも多々あります。その一つにバナナがあります。バナナは栄養豊富で、エネルギー源としても優れていることから、夕方遅くまで仕事をする人が栄養補給のために口にするのはよい果物といいます。それに加えて、「腐りかけのバナナは、がん予防に効果がある」という情報も流され、これまでは傷んでいるからと売れ残ったバナナが逆に売れるようにもなりました。

腐りかけのバナナの健康効果が伝えられたとき、医師などの専門家がテレビや健康雑誌などに登場して、「特に効果が高いのは軸を折ったところ」と言っていました。ここに有効成分が多いというわけですが、軸を折って、皮をむき、初めに口にする部分には、殺菌剤などの農薬が多く染み込んでいる可能性も高いのです。

輸入のバナナには生産の段階で病害虫予防のために多量の農薬や殺虫剤が使われ、さらに出荷前にポストハーベストとして殺菌剤が使われています。使われる殺菌剤の中には、発がん性のある農薬を主成分にしたものもあります。収穫した房のままのバナナにスプレー噴霧されるだけでなく、溶液の中に浸けてから出荷されているものもあります。これでは、がんの予防どころか、逆にがんの危険性を心配しなければなりません。農薬は軸から多く染み込んで残留しているので、安全のためには軸から3pほど果肉を切って、この部分は食べないようにすることが危険度を減らす方法といえます。もちろん、無農薬のもののほうが安全性が高いわけですが、価格が高いのが問題です。