ダイエット
■ダイエットのための正しいコーヒーの使い方
 コーヒーを飲めばやせるという理屈ですが、一つはカフェインの作用です。カフェインには脳からの興奮系ホルモンのアドレナリンを分泌させる働きがあります。アドレナリンは脂肪細胞に蓄えられている脂肪酸を血液中に放出する作用があり、このために脂肪が燃えやすくなるというわけです。 たしかに、理論としては間違っていないのですが、コーヒーを飲めば、何もしなくてもやせられるというわけではありません。血液中に放出された脂肪酸は、運動をすればエネルギーとして使用して減らすことはできます。通常は運動を始めて10〜15分たたないと脂肪が効果的に燃焼しないのですが、血液中に脂肪酸が出ている状態だと5分ほどで燃焼が始まります。それだけダイエット効果が高いということです。 しかし、これは運動をすればという条件つきの話で、運動をしなければ血液中で余分となった脂肪酸は再び脂肪細胞の中に蓄えられていくだけです。ただコーヒーを飲めばいいという話では無いのでご注意!

 コーヒーでやせる理屈の二つ目は、クロロゲン酸の作用です。クロロゲン酸はコーヒー豆などに含まれるポリフェノールの一種で、血糖値を下げる作用が実験で認められています。血糖値が下がれば、血液中のブドウ糖が減ることによって、インスリンの分泌が減ります。インスリンにはブドウ糖を脂肪酸に合成させる作用と、脂肪酸を脂肪細胞に蓄積するのを促進させる作用があるため、血糖値が下がることでダイエット効果が得られることになります。 コーヒーのダイエット効果が広まるにつれて、これまでコーヒーをあまり飲まなかった人も飲むようになりました。コーヒーが苦手という人は苦味が嫌いということもあり、コーヒーに砂糖を入れている人も目立っています。この砂糖がダイエットには大敵です。ただ、エネルギー量が高いということではなくて、運動をする前にブドウ糖が血液中に多くなっていると、運動をしても脂肪の燃焼に切り替わりにくくて、運動によって減らしたい脂肪が、なかなか減らないことになります。 ちなみに、アドレナリンが分泌されて、運動による脂肪燃焼効果が高まるのはコーヒーを飲んでから30分ほどしてからなので、運動の30分前にコーヒーを。