頭の自分(セルフA)、体の自分(セルフB)
体が一度覚えた技術はなかなかそう簡単に忘れるものではありません。
ある日突然自転車に乗れなくならないのと同じことです。要は、常に存在する自分の技術力を発揮する上で、感覚的影響を頭で受けたり、思い込みによる期待感や失望感、恐怖感などが、普通にしていればできることをできなくしているのです。
よって、ゲームの中で、いくら結果が出せなかったとしても、一概に技術練習を増やしたり、没頭すればよいかというとそうではないのです。『何やってんだよー』などと、独り言を言うことはだれでも体験したことがあるはず。これは、一体だれがだれに言っているのでしょう?

頭の自分が体の自分を責めているだけなのです。せっかっく放っておけば自然と発揮できるはずの技術を、制限してしまったり、そうさせなくしてしまっているのは、頭の自分なのです。

では、どうすればよいのか。ゲーム後に、技術とは違う視点で、体をコントロールする自分を見つめなおすことです。どんな状況下で、頭の自分がどんな状態になったか。一体、何に弱いのか。どんなことが影響し、ゲーム前では思考に無かったことが生まれてきたのか。

これらを、冷静に分析し、検証するべきなのです。そして、その結果を元に、ゲームへの心得やそれぞれの変化、影響を受けやすい状況を想定し、いかにそれらの外的要素を受けないように自分自身を準備しておくかが、非常に重要なことになるのです。